From:リゾナイズ(@reasofit)
8.インテリアとの相性
これは「怪我」の項目と似ているところがあります。トレーニー視点だとトレーニング器具はカッコいい。しかし、トレーニングとは縁遠い人から見ればインテリアの雰囲気を壊す怪しいモノ。
そう、あなたとトレーニングしない人との間ではトレーニング器具、ひいてはホームジムに対する感覚が大きく異なるのです。
トレーニングベンチとダンベルだけならまだしも、パワーラックとなると、ともすればその部屋だけ異質になってしまいます。
また、トレーニーだったとしてもトレーニング器具の質感やカラーリングを考えてレイアウトしたいこともあるでしょう。何を隠そう私がそうなのです。
私の部屋は主にブラックでまとめていて、ハーフラックをはじめトレーニンググッズをイエローにしています。ジムマットもイエローチップの入ったものを選んでいます。
今使っているハーフラックを選んだ理由の一つが「色」だったのです。実はもう少し性能の良い姉妹モデルがあったのですが色の好みで選択から外しました。
あなたが仮にホームジムをインテリアとしてコーディネイトしようと思ったとき、かなり苦労すると思います。
パワーラックの色は自由に選べませんよね。選べたとしてもかなりの費用と手間が掛かるのは想像に難くありません。
例えば「ROGUE FITNESS」のスクワットスタンドSML-2Cは11色のバリエーションがあります。セーフティーアタッチメントもあるのでほぼハーフラックのような製品ですがいいお値段します。しかも、それをあなたの部屋に置くためには個人輸入するしか手はないでしょう。
ROGUE SML-2C Squat Stand
そうなると送料はどれくらいになるのでしょうか。商品代金と送料、関税も含めかなりの費用が掛かると予想されます。ROGUEのウェブショップはそもそも日本への発送はできないようです。
ROGUE製品を扱っている数少ないショップ「MBC POWER」でも「ブラック」のパワーラックしかありません。
「ホームジムは部屋の雰囲気を壊しかねない」という認識は持っておくべきだと私は考えます。