一生に一度でもいいから割れた腹筋を手に入れたい。男性なら誰でも思うことではないでしょうか。
それとも10代の頃は割れていた腹筋を取り戻したいという20代以降の男性でしょうか。
あるアンケートで、魅力を感じる男性のパーツはという質問に「腹筋」と答えた女性が多かったとのこと。
女性は割れた腹筋に自己管理能力の高さというメンタル面の魅力と逞しさといった性的魅力を感じるようです。
つまり女性は、男性の割れた腹筋に頭の良さとセクシーさを感じてしまう。

そして、割れた腹筋は異性に魅力を与えるだけでなく同性からも羨ましがられます。
割れた腹筋はとてもお得にアピールできるポイントと言えますね。だから腹筋に関する情報が多いのでしょう。
逆にそれだけ割れた腹筋の人は少ないという見方もできると思います。
腹筋が割れない6つの事例
あなたは腹筋を割るために下記のような努力をしたことはありませんか?そして残念ながらこれらの方法で腹筋は割れなかったのではありませんか?
【事例1.】我流シットアップを頑張ったが割れない
魅力を感じるパーツとあらば、自分も割れた腹筋を手に入れてみせる!とあなたが決心したとします。
割れた腹筋でまず思い浮かぶのが「腹筋運動」。ごく自然な発想です。
腹筋運動でイメージするのがシットアップやクランチ。自宅でも手軽にできるので、あなたは見よう見まねで我流シットアップを始めました。
とにかく毎日100回頑張ります。疲れていようが筋肉痛になろうがお尻がヒリヒリしようが必ず1日100回シットアップを貫きました。
それから2週間。あれ?特に変化していない?流石に14日間連続で頑張ったら少しは腹筋が割れてくるだろうと思ったのに始める前との違いがわかりません。
あなたは焦ります。ならば200回に増やそうと決意します。それからまた2週間。通算で約1ヶ月シットアップに励みました。
回数にすると100×14+200×14=4200回。
なんと28日で4200回ものシットアップをあなたは達成したのです。そんな努力も虚しく腹筋はまるで割れる気配を見せてくれませんでした。
あなたはとうとう毎日200回シットアップをやめてしまいます。
【事例2.】アブローラーを毎日やっても割れない
次に考えたのがアブローラー。
腹筋自慢のYouTuber◯イヤマン◯レートさんもオススメの器具です。
よっしゃ!かなりキツイしあっという間にサ◯ヤマング◯ートさん並の腹筋になれるぜ!
あなたは毎日頑張ります。「膝コロ」しかできなかったのが2週間も過ぎる頃には「立ちコロ」までできるようになりました。
強烈な筋肉痛を味わう度に割れた腹筋に近付いていると嬉しくなります。
しかし、強烈な筋肉痛があるにも関わらず一向に腹筋は割れません。
結局、サイ◯マングレー◯さんとは才能が違うんだと投げ出してしまいました。
【事例3.】腹筋器具でも割れない
次に考えたのが楽に腹筋運動を行える器具でのチャレンジ。例えば「ワンダーコア」です。
大ヒット商品だし負荷も調整できる。これでバキバキの腹筋は確実だ!とあなたは歓喜します。ところが、あなたの腹部はうんともすんとも言ってくれません。
意気揚々と購入した器具は結局物干しになってしまいました。
【事例4.】大人気の腹筋動画でも割れない
我流でダメ、アブローラーでもダメ、腹筋サポート器具でもダメ。
次にあなたは必ず割れる腹筋運動のようなYouTube動画を観ながら頑張ります。
単調な腹筋運動ばかりだから割れないんだと考えたからです。
タイトルには「絶対割れる」「必ず割れる」と書いている!
「たった5分」だけど内容が濃そうだし心拍数もあがって汗もかきそうだ!
配信者もスリムだけが取り柄で減量にも良さそう!
100万回以上再生されているから信用できる!間違いない!
これで俺も1ヶ月後にバキバキだぜと期待に胸を膨らませて動画の腹筋メソッドをやり込みました。
ところが、あなたの腹部には全く変化はありません。達成感や充実感はありました。それに何となくですが鍛えられた気がしました。
でも腹筋は割れてくれません。
【事例5.】有名なEMSでも割れない
次は全く違うアプローチをあなたは行いました。EMSです。
電気の力で強制的に刺激すれば嫌でも腹筋は割れるだろう。だってあのサッカー選手が広告に出ているんだから絶対あんな腹筋になれるんだ!と意気込みます。
あれ?まるで腹筋が割れる気配無いんだけど。よし、別メーカーのEMSにしたら結果出るかも知れない。
全然割れないじゃないか!やーめた!
【事例6.】産後ダイエットマッサージでも割れない
ここであなたは更に違うアプローチをしました。
男性なのになんと「産後ダイエット」というカテゴリーから情報を得て、実践したのです。
なになに?お腹をマッサージするとリンパがよく流れて云々、次第に脂肪が柔らかくなって云々、と。
俺にかけていたのはマッサージだ!と確信したあなたは毎日毎日お腹をマッサージします。
おっ!ちょっと柔らかくなった気がする!光明が見えた気がしたあなた。
しかし、結局全く腹筋は割れませんでした。妙な痛みとアザが残っただけです。
やはりあれは女性向けだから成果がなかったんだと自分を納得させました。
間違ったアプローチ
アブローラーを使う
大人気の腹筋動画をお手本に頑張る
腹筋サポート器具を使う
有名なEMSを使う
産後ダイエットマッサージを行う
これらの方法でなぜ腹筋は割れなかったのでしょうか。
割れた腹筋を手に入れたい。だから腹筋に直接アプローチする。実はこれこそ腹筋が割れない理由。
正確には「とりあえず腹筋を割る方法」として間違ったアプローチと言えます。
ではいったいどこが間違ったアプローチなのかご説明します。
腹筋が割れて見える仕組み
ここで割れた腹筋とはどういう状態かを確認しておきましょう。
山を高くして谷を掘る
割れた腹筋というのは「山と谷」の部分がくっきり見える状態です。
山はもちろん腹筋の部分。ボコボコの元ですね。谷というのは腹筋を6つに区切っている部分。画像の「白線」と「腱画」にあたるところ。
つまり「山を高くして埋まっている谷を掘る」ことができれば割れた腹筋が手に入ります。
谷を掘ればとりあえず腹筋は割れて見える
先程「山を高くして埋まっている谷を掘る」ことができれば割れた腹筋が手に入ると書きました。
しかし、この記事の主旨は「とりあえず腹筋を割る」ということなので「山を高くする」プロセスは潔く省きます。
谷を掘る=脂肪を減らす
「埋まっている谷を掘る」とは「脂肪を減らす」ことなのは当然あなたもおわかりだと思います。
つまり「減量をする」ことで腹筋は割れて見える。
では「減量をする具体的な方法とは何でしょうか。それは「食事管理」。これに尽きます。
「腹筋トレーニングは減量法のひとつではないの?」という声が聞こえてきそうですが、大雑把に言うと「NO」。
詳しくは後述します。
アブローラーを使うことでもなく
大人気の腹筋動画をお手本に頑張ることでもなく
腹筋サポート器具を使うことでもなく
有名なEMSを使うことでもなく
産後ダイエットマッサージを行うことでもない
このことを覚えておいて下さい。
毎年腹筋をバキバキにできる人達の共通意見
ここでボディビルダーの意見を聞いてみることにしましょう。
ボディビルダーと自分は全く領域が違うので参考にならないと思っているあなた。実は大いに参考になるので聞いてみて下さい。
ボディビルダーは口を揃えてこう言います。
「腹筋運動で腹筋は割れない」
ボディビルダーは大抵、増量期と減量期を設けています。増量期の腹筋はうっすら見える状態。減量期の腹筋はもうバキバキの状態。
うっすらの増量期。バキバキの減量期。この違いはどこから来るのでしょう。トレーニング内容?トレーニング時間?特別なサプリメント?
増量期と減量期の大きな違いは「食事」とボディビルダーは明言します。
ハードなトレーニングを毎日のようにやっていて、普通の人より腹筋が発達して割れているボディビルダーがこう言っているのです。
腹筋を割りたいなら減量しろ
減量したいなら食事を変えろ
つまり「腹筋を割りたいなら腹筋運動よりも食事を変えろ」というのがボディビルダーの共通意見。
減量の基本はみんな同じ
いくらボディビルダーが「腹筋を割りたいなら腹筋運動よりも減量しろ」「減量したいなら食事を変えろ」と言っても、あなたは自分とあまりにかけ離れていると思うかも知れません。しかし、そんなことはないのです。
ボディビルダー達は「人類に共通する肉体の絶対ルール」に従ってアプローチをしているだけ。
人類に共通する肉体の絶対ルール
「人類に共通する肉体の絶対ルール」とは何か。下の会話をご覧ください。
正しいアプローチ
執筆中。後日更新予定。
「とりあえず割れた腹筋」ではなく「女性が思わず触りたくなるようなバキバキの腹筋」を作りたいですか?