5.振動
私は騒音よりも振動への対処のほうが難しいと考えています。音と違い振動は抑えきれないからです。
床の耐荷重と騒音の項目でマットやゴムの利用について書いていますが、これは振動の対策も兼ねています。
しかし「構造用合板+10mm厚のEVAジョイントマット+5mm厚のラバーマット」を敷いていたとしても、たった20cmの高さからダンベルを落としてしまっただけで振動は出てしまうのです。
かなり分厚いダンベルミットを用いても100kgを超えるデッドリフトをすれば振動はありますし、パワーラックを使っても振動は伝わってしまいます。
最大の対処法は「勢いよく下ろさない」ことだけです。ただ、ハードトレーニングをやっているとこれがなかなか難しい。高重量で限界近くレップをしたりセット数が多かったりすると、やはり疲れてついつい「ドン」とやってしまいます。